文化・芸術

July 15, 2019

「遊びの流儀」

土曜日、赤桐先生の「カードゲーム講座」に参加した時に草場さんが15日にする講演について話された。早速日本人形玩具学会の人形玩具史研究部会へ問いあわせたところ満員です。とのメール。今日は午前中「小笠原雛」をシニア会のメンバーに教えることになっていたし仕方ないかな?と思っていたら今朝キャンセルが出たとのメールが学会員のYKさんから届いた。
講演はまず江橋先生の「かるた」について
①「三人カルタ」の遊技場面図について。
②巨大なうんすんカルタと小型の天正カルタについて。
③立膝の遊女と正座の禿(下女)の対決
④「絵合わせかるた」
次は草場さんの「盤双六」について
①ルールと時代変遷
②道具の歴史
③文学作品上の盤双六 
④「遊びの流儀」展におせる盤双六
これだけでも十二分に興味深い話だったが休憩後学会員の3人の方がさらに話をしてくださった。
①左義長羽子板について
②YKさんが極小雛道具について


Hinatool

極小の雛道具のうち特に興味を持ったのが源氏物語が描かれている小さな小さな貝合わせの貝たち。

③上賀茂神社の競馬会の話と競馬双六


Horse

4時過ぎ終了。サントリー美術館で「遊びの流儀」展を堪能した。 


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July 12, 2019

第3回:源氏物語講座

今日の源氏物語講座は「なぜ『光源氏』が主人公なのか?」
桐壺帝は数ある女御・更衣のなかで桐壺更衣がことのほかお気に入りで二人の間に生まれた男の子は幼少期から他を圧倒する美貌と聡明さはまさに「光君」と称されるにふさわしいスーパースターだった。しかし弘徽殿女御は藤原氏一門の後見を背負って入内しておりその御子が将来の皇太子、天皇への道が約されているという社会情勢があった。
桐壺帝は当時来朝していた「かしこき相人」(みごとな人相見)に観相させ「光」が天皇になると世の中が乱れるから政治家として大成するのが良いと進言され帝は光に臣籍降下の道を決定、与えられたのが「源氏」姓だった。
源氏物語は現実や歴史を超えて栄華の道を歩んでいく「光源氏」サクセスストーリー。

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July 11, 2019

夕顔の死―新発見の源氏物語絵巻―

国立能楽堂の公開講座で学習院大学の佐野みどり教授の「夕顔の死―新発見の源氏物語絵巻―」を聞いた。

仏のコレクターがイギリスのオークションで2015年購入後、美術史家のエステル・ボエールさんを介して2016年秋佐野みどり学習院大教授(日本美術史)が調査。画風などから盛安本の夕顔と確認したと話された。コレクターと言っても国鉄勤務のブルーカラー的な人だったという。
モニターで見せてくださった縦35cm横132cmの図には横たわる夕顔や死を嘆く光源氏、駆けつける家臣、建物の内装などが精巧に描かれていた。
江戸時代初期に描かれ、全容がわからないこともあって「幻」とも呼ばれる「盛安本源氏物語絵巻」のうち、ヒロインの一人である夕顔の死を描いた不幸な場面を描いたものは源氏物語絵巻で極めて珍しいとのこと。

この新発見された「夕顔の死」に始まって源氏物語を挿絵付きで読み解き楽しむという面白さを教えていただいた。作品形式としては絵巻・絵冊子・扇・色紙・屏風・襖絵などもモニターで紹介。これがゲームにもなるというから面白い。

光源氏が病気の乳母を見舞う折隣の庭に珍しい花が咲いているのを見てその花の名前をそこの家の人に尋ねると、その家の女主人が花と共に扇子を渡し、このように詠んだ。
「心あてに それかとぞ見る 白露の 光そへたる 夕顔の花」
夕顔という花の名前を答えつつ、光源氏に和歌を送った女性が夕顔。
源氏の返歌
「寄りてこそ それかとも見め 黄昏れに ほのぼの見つる 花の夕顔」

板塀・牛車・夕顔が描かれている源氏絵(人物が登場しない絵は留守模様というらしい)を見せてこれは何の巻か?を当てるということ。答えはもちろん「夕顔の巻」

定員160名の大講堂が満員だった。

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船橋天沼弁天池公園のアベリア。盛りを過ぎていた。

 

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July 09, 2019

日本国の素晴らしさ

午前中高田馬場BCでIMP。午後はウィークリーに参加。
ウィークリーで久しぶりに後輩のTMさんに出会った。ブリッジ終了後ルノワールでコーヒータイム。今やっていることは?と聞くと書道と俳句とのことだった。書道はともかく歳時記を読むことの面白さから始まって俳句を読む楽しさを話してくれた。私はTVの「プレバト」で俳句は見るが自分で句を読むなんてとてもできないというと一度のぞいて・・・と誘われた。
またTMさんは世界各地を旅行しているがやはり日本の国内を旅し吟行して日本の国の素晴らしさを再発見しているという。
私も自分が生まれ育った日本を見直さなければいけないのかもしれない。

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July 05, 2019

源氏物語講座

今日から河地修先生の十の「なぜ?」で読み解く『源氏物語』講座に参加。先生のお話は紫式部が書いた『源氏物語』の内容だけではなく7世紀の宮中の様子、法律また庶民の生活に至るまで色々で面白い。
今日は「桐壺巻」を参加者で読み先生が説明をしてくださった。
いづれの御時にか、女御、更衣あまたさぶらひたまひけるなかに、いとやむごとなき際にはあらぬが、すぐれて時めきたまふありけり。
懐かしく読んだ。

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ご近所のCSさん宅で桃色の絹糸をいただくことができたので桃の花のしべの部分を作った。

夜は高田馬場へ。金ブリ始まるころ窓から素晴らしい夕焼けが西の空にあった!10時半BCを出たら大雨!明日は?

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July 01, 2019

魚の化石

大昔ブラジルから買ってきた化石をKYさんに送ったら詳しい説明を送ってくださった。
Stones まず小さい方の魚(30cm程度)は以下の通りです。

(目名) Gonorynchiformes
(科名) Chanidae(サバヒー科)
(種名)Tharrhias araripis(タルリアス・アラリピス)

 Gonorynchiformesは和名をネズミギス目といい、イワシ類やサケ類に近縁なグループです。ネズミギス目の現生種は少ないですが、サバヒー(学名Chanos chanos;英名milkfish)というニシンによく似た魚が熱帯地方で食用魚としてよく知られています。このTharrhias araripisをはじめとしてサンタナ累層からは多様なネズミギス目魚類の化石種が産出し、中生代にはよく繁栄していたグループということがわかります。当時としては進化の最先端を行っていたグループですが、その後他の硬骨魚類に進化を追い抜かれて現在ではマイナーなグループとなり、古代からのDNAがよく残ったのが現生のネズミギス目で、Tharrhiasと現生のChanosは同じサバヒー科に分類されます。
Stones_01  次に、大きい方の魚(42cm程度)は以下の通りです。

(目名)Aspidorhynchiformes
(科名)Aspidorhynchidae
(種名)Vinctifer comptoni (ウィンクティフェル・コンプトニ)

 この種は細長い体にダツのように突出した吻(くちばし)が特徴で、サンタナ累層から多産するそうです。外見が「古代魚」と言われるガーパイク(観賞魚として飼育されていたものが遺棄されてよくどこかの堀や川で見つかる)によく似ていますが、類縁関係はないそうです。Aspidorhynchiformesという目は中生代以前に存在した絶滅群で、現生種はありません。現生種のどの分類群に近いのかもよくわかっていないらしいですが、中生代の沼地や浅い海でCoelacanth(シーラカンス)と仲良く泳いでいる様子が Santana Fossilsの中のイラストに描かれています。

我が家の納戸に置いてあったらそのうちゴミとして処分してしまっただろう。海洋学者のKYさんにお送りして良かった! 

 

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June 30, 2019

轍の会

午後二時から国立能楽堂で第四十回「轍の会」があった。最初の演目は本田光洋師がシテを務める能「通盛」
シテ:昨日過ぎ
ツレ:今日と暮れ
シテ:明日またかくこそあるべけれ
ツレ:されども老いに頼まぬは
シテ:身のゆく末の日数なり
で始まった。一の谷の戦いで戦死した平通盛と後を追って入水した愛妻小宰相の局の話。

続いて野村万作さんがシテを務めた狂言「孫婿」婿入り当日に出しゃばる嫁の祖父の話。祖父は舅を差し置いて婿を独り占め。大笑いした。

休憩20分挟んで仕舞「杜若」、最後が能「角田川」(すみだがわ)この川の名は「住田川」「墨田川」そして今一般的な「隅田川」とかいろいろ書かれていたとは先日の講演会で知った。伊勢物語の「名にし負はば、いざ言問はん都鳥わが思ふ人はありやなしやと」の短歌ををもじり「われもまた、いざ言問はん都鳥わが思ひ子は東路にありやなしやと」と人さらいにさらわれた12才の息子を探して東国までやってきた母親が知ったのは旅の疲れで角田川の川岸で一年前の同じ日に死んだわが子のことだったという悲しい話。子供が出るという演出もあるらしいが今日は埋められた墓所が舞台正面に飾られていた。

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午後6時近く終了。

 

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May 10, 2019

MOMAT

竹橋国立美術館へMOMATコレクションを見に行ってきた。
まず4階の展望休憩室「眺めのよい部屋」へ。ここから見るお濠と皇居がホッとする風景。

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加山又造の「春秋波濤」素晴らしかった。波の間に浮かぶ桜が咲く山と紅葉の山そして金色に輝く松の山。実際にはない景色と思われるが華やかな絵画の世界を堪能した。
Momatこの碁盤のマス目が引かれたテーブルの上で玉をもてあそぶ人。最初はなんかゲームをしている絵かしら?と思ってタイトルを見たら有元利夫作「室内楽」とあった。玉は音符なのか?

帰ろうかなと思ったら「イメージコレクター・杉浦非水展」が隣にあったのでのぞいてみた。有元が描いた表紙のデザインやデパートの広告の絵と並んで1927年に上野浅草間の地下鉄が開通した時に描いたポスター(撮影禁止)が面白かった。

夜6時半から鳩森神社境内の能舞台で行われた「薪能」を見に出かけた。Yumiyawataまず鳩森小の子供たちの謡「弓八幡」続いて狂言「棒しばり」能は「竹生島」。日中の暑さに較べて夜は冷えこみ寒いくらいだった。

 

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May 08, 2019

文化講座「川柳」

午前中「ストレッチ教室」に参加!

Ogatama_01 富士山よく見えた。

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御苑の大木戸門近くのベニバナカラタネオガタマがいい香りを漂わせていた。
Ogatama西洋庭園のカラタネオガタマも 午後から「文化講座」に参加。今月は「川柳」
クラス会 同級生に 年聞かれ
カラオケで 歌っているのに 周り選曲
子育てが 終わり今度は 孫の世話
川柳も面白い。

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March 11, 2019

絵なき絵本

本棚のアンデルセン作「絵なき絵本」を紐解いてみた。

Wikipédiaには以下のように書かれている。

屋根裏部屋で暮らす貧しい画家は、夜に訪れる月の語る話によって寂しさを慰められていた。その話を画家が書きとめたという設定で、33夜にわたる短い物語を収める。 1839年の初版では第20夜までだったが、再版で31夜まで追加され、1855年の第4版で33夜が揃った。1914年の版では挿絵が入った。

Andersen

我が家にあったこの本は昭和14年(1939年)8月10日岩波書店発行のもの。文庫本なので挿絵はない。

旧仮名遣いでかなり読みにくかったが一話一話が短いのでまぁまぁ読めた。

生涯旅行を愛したと言われるアンデルセンならではの、世界中のさまざまな土地が舞台になっている短編集だった。

全33話一覧リンク
《序文》貧しい画家と月の出会い
《第1夜》ガンジス河
《第2夜》ニワトリと女の子
《第3夜》牧師の家のバラの花
《第4夜》芝居小屋
《第5夜》ルーヴルの玉座
《第6夜》ウプサラの詩人
《第7夜》海辺にて
《第8夜》月が来ない夜
《第9夜》上弦の月のグリーンランドの話
《第10夜》月と老嬢
《第11夜》月が見た婚礼の夜
《第12夜》イタリアと歌姫
《第13夜》ドイツの編集者
《第14夜》コウノトリと子供たち
《第15夜》亜米利加へ渡る農民たち
《第16夜》道化師とコロンビーナ
《第17夜》4才の女の子の新しい着物
《第18夜》王侯の墳墓
《第19夜》死へ向かった俳優
《第20夜》ローマの廃墟
《第21夜》サハラ砂漠の商隊
《第22夜》木の上の人形と女の子
《第23夜》チロルの山の中腹の尼僧院

まだ10話残っている。

次回図書館に行った時には挿絵付きの本を見てみたい。


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