屋根の上のヴァイオリン弾き
11時過ぎ帝国ホテルのレストランでKTさんと落ち合った。美味しいランチをいただきながらオシャベリ。
12時半ホテル目の前の日生劇場へ「屋根の上のヴァイオリン弾き」を見に行った。
主人公テヴィエとその妻ゴールドはウクライナ地方の小さな村『アナテフカ』で牛乳屋を営むユダヤ人一家。亭主関白を気取ってはいるがその実、妻には頭が上がらない。5人の娘に囲まれ、ユダヤ教の戒律を厳格に守ってつましくも幸せな毎日を送っていた。娘たちの幸せを願いそれぞれに裕福な結婚相手を見つけようとしていた。しかし次第にエスカレートしていく「ポグロム」と呼ばれるユダヤ人排斥は、終盤で村全体の追放に至り、テヴィエたちは着の身着のまま住み慣れた村から追放されニューヨークに向かうところで話が終わる。
「屋根の上のヴァイオリン弾き」という題名は、昔ローマ皇帝ネロによるユダヤ人の大虐殺があった時、逃げまどう群衆の中で、ひとり屋根の上でヴァイオリンを弾く男がいたという故事からきているようだ。
以前見たときは森繁久彌と越路吹雪が夫婦を演じていたが今は市村正親と鳳蘭。楽しかった。
師匠が東京のビル群のシャドウ部分を明るく補正してくださった。
強風の時はレンズ交換、レンズに付いた埃はその場で拭き、帰宅後にダストブロアーで一掃してからレンズクリーニングセットでメンテするようにと注意書きが添えられていた。
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