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January 27, 2021

絶望名言

月曜日の朝4時過ぎ目が覚めた。ラジオをつけるとなにやら興味深い番組をやっていた。宮城道雄の琴の澄んだ音色と共に文学紹介者の頭木弘樹さんという方が解説し宮城道雄のエッセーから選定した言葉を紹介していた。

宮城道雄は盲人の琴の演奏家であることは知っていたが彼が2才の時に患った目の病気が進行して7・8才の頃に医者から「この子の目はどうしても治らない。今後も良い医者とか薬とか言われても迷ってはならない」と残酷な宣言を受け小学校を諦め琴の道に進んだとのことだった。その後も11才で家族を支えなければならなくなるというような苦労も重ねたようだ。

Miyagi0127
「目て見る力を失ったかわりに耳で聴くことがことさら鋭敏になったのであろう。普通の人には聞こえぬ遠い音もまたかすかな音も聞き取ることができる。そしてそこに複雑にして微妙な音の世界が展開されるので光や色に触れぬ寂しさを充分に満足させることが出来る。」

「人生には不幸を通ってくる幸福があるように落ち葉のかなたに春の芽生えが待っている」

頭木弘樹さんが世界各国の偉人が言った言葉を選んで編集された本を宮城道雄の琴を聞きながら午後読んだ。

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