「パパの電話を待ちながら」
10月6日NHKのラジオ深夜便はジャーナリストの内田洋子さんが「私とイタリアの40年、そしてこれから」というテーマで話をされていた。
図書館で彼女の翻訳本「パパの電話を待ちながら」を借りてきた。
この本の作者はジャンニ・ロダーリというイタリアの作家。セールスマンの父親ビアンキさんは一週間の内六日はイタリア中を西から東へ、南から北へそして中部へと薬を売るために旅してまわっており日曜には戻るものの月曜の朝になるとまた出発。幼い娘は「あのねパパ、毎晩お話をひとつしてくれない?」とおねだり。そこで娘に毎晩”Favole al telefono"電話でお話をするという構成になっている。しかしこれは幼い子への童話と言うより大人の私が感動する短編集だった。
図書館近くのイタリアンレストラン"Il Leone"。真実の口風なライオンが入り口に・・・« 旧芝離宮恩賜庭園 | Main | ブリッジ教室 »
Comments