東儀秀樹コンサート in 能楽堂
午後から渋谷のセルリアンタワー地下2階の能楽堂へ。
雅楽師東儀秀樹氏のコンサートだった。
東儀氏は舞台左手奥の廊下である橋掛かりの突き当たりの揚幕から平安時代貴族の平服だという狩衣(かりぎぬ)を着て現れた。
「今日は雅楽の空気を楽しんでください。」という言葉から始まり雅楽の楽器である笙、篳篥そして龍笛を説明された。
「越天楽」、「朝倉音取」、「光降る音」、「三つ星」と続き五番目に演奏されたのは「浜辺の歌」、これは小学校の時習ったが今は文言が古いということで文科省により音楽の教科書から外されたらしい。
これからオリンピックもあり外国人の観光客も増えるが国際力は語学力ではなく文化力にあると話されもっともっと日本の良さを子供たちに感じさせる教育が必要と岡先生が話されたようなことを東儀さんも言っていた。
後半はピアノ、ドラムス、ベースも加わり賑やかなコンサートとなったがアンコール曲はまた学校で歌われなくなった「仰げば尊し」。
演奏を聴きながら私はお世話になった先生方のことを思い出しシュンとなった。
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