ルーブル展
「鎌倉へ行こう」とテニス仲間と話していた。
天候不順なので六本木の国立新美術館へ予定変更。
高橋一生のナビゲーターによる音声ガイドを聞きながら歩いた。
印象に残ったのは
①ディアゴベラスケスの工房 《スペイン王妃マリアナ・デ・アウストリアの肖像》
②ポッティチェリ 《赤い縁なし帽をかぶった若い男性の肖像》
③グロ 《アルコレ橋のボナパルト》
④F・アントンマルキ 《ナポレオン1世のデスマスク》
ナポレオン1世は幽閉先のセントヘレナ島で1821年5月5日亡くなったそうだが二日後にアントンマルキがデスマスクを作り12年後複製を売り出しそれが評判になりナポレオン人気が再燃したという。
⑤墓名碑
墓を飾る碑は亡くなった本人のアイデンティティや先祖の肖像、社会的地位を表しているということだった。上の写真の碑の下部に書かれている文字は「妻の思い出のために」と書かれているということはどうやらこの碑は妻が先に亡くなり碑に上部に夫(額に皺がある)妻そして下段に三人の息子を描き墓前においたいうことであろうか?テッサロニキ地方(マケドニアとトラキアの間の地域)で出土したと話していた。
2~3世紀の古代ローマ人は祖先を大事にし家の中に儀式の場を作りも家族や先祖の肖像、デスマスクを飾ったそうだ。
昨日父の日にファイリングし家族に配った家系図も古代ローマ人が墓名碑に家族や一族のつながりを残したいということと少し似ていると思った。
六本木ミッドタウンでランチ後お茶して旧交を温めた。
« 父の日に | Main | バス旅行その①箱根・熱海 »
Comments