第45回 能を知るつどい
午後2時から国立能楽堂で金春流本田光洋師による「実盛」の講演があった。お元気で何より!
木曽義仲との戦に敗れた老武者を描く修羅能の名作の解説。修羅能というのは能の演目の中で武人がシテになるもので「実盛」は戦いに負けたシテである負修羅(まけしゅら)であると話された。
さらにこの「実盛」に使う能装束の着付けも舞台上であり着付けが終わると面をつけるところも・・・
話は持参された5つの面についてまた使う扇の種類その扇に描かれている絵までも詳しく説明してくださった。
「実盛」の仕舞の実演。「梅枝」の謡と充実した2時間があっと言う間に過ぎた。
こうやって勉強すると6月25日の本番が楽しみだ。
ルーフガーデンでブラックナイトが咲き始めた。
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