食品色素:E120&E133
白ワインにダルマイヤー本店で買ったスミレの砂糖漬けを入れてみた。一つ入れると白ワインがうっすら紫色に変わった。そしてスミレが現われた。もう一つ入れるとかなり紫色が強く出てきた。
原材料名を見ると粉末色素としてE120とE133が使われていると書かれていた。E120(赤)を検索してみると欧州連合(EU)が承認した食品添加物とあった。カルミン酸色素と言われサボテンに付くカメムシ目カイガラムシ科の一部の昆虫のメスの体を乾燥させ、体内に蓄積されている色素化合物を水またはエタノールで抽出して色素としたもの、であるらしい。
「カンパリ」が以前はこの色素で赤い色をつけていたがアレルギー問題が浮上。カンパリのメーカーは現在は人口着色料で色付けしているらしい。
ちなみにE133(青)は合成着色料だそうだ。
この両方を使って紫色を出していたのだ。納得!
日本でこのカルミン色素を買うとするとメーカーサンプル5g(粉状) / ダイワ化成製の天然食紅(天然由来の食用色素)価格¥3,024 (税込)。サンプルでも高額だ。日本では赤いかまぼこやらソーセージの着色に使われているとのことだ。
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