今年の浜離宮朝日ホールで開かれたウィーン交響楽団のニューイヤーコンサートは「フォルガイガー」スタイルだった。コンサートマスターであるアントン・ソロコフ氏が指揮をしながらバイオリンを弾く。こういうスタイルのことを「フォルガイガー」というのだそうだ。
ヨハン・シュトラウス・アンサンブルが奏でる美しいワルツやポルカのメロディを聞きながら目をつむると宮廷でダンスを踊っている人たちが見えるような気がした。ソプラノ歌手、クラウディア・ゲーベルの歌声も加わりより華やいだものとなった。
ソロコフ氏のグァルネリで弾いたサラサーテの「ツィゴイネルワイゼン」素晴らしかった。

浜離宮恩賜公園の紅梅は満開。
Comments