機織り初体験
同級生のI子さんとは小学校時代は家族でスキーにも一緒に行ったりして交流していた。妹のH子さんとも当時は仲良くしていたが可愛い妹のような女の子としか思っていなかった。以来H子さんとは数十年交流はなかった。夏に横浜でI子さんの絵の展覧会でH子さんに会ってから彼女の工房を訪ねたいと思っていた。彼女は日本の伝統工芸の染織部門の作家になっていた。
今日はI子さんが湯河原の工房へ連れて行ってくれた。海が見える斜面に建つ白壁の瀟洒な住まいそして離れに工房があった。
彼女が長年に渡って製作してきた作品の数々を記したノートを拝見しながら説明を受けた。作品の絶妙なタイトルは彼女の美意識にあふれた感覚によるものなのだろう。
続いて裂き織り布でマット作りを体験させてもらった。機織りは思考が即、手足に伝わらないと編みすすまない。自分の手足のぎこちない動きがもどかしかったがH子さんの指導で一枚のマットを織り上げることができた。
明日から紅茶のポットの下敷きに使おう。
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