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January 18, 2014

六田知弘写真展「3.11 時のイコン」

今日から写真展が始まった。渋谷駅から徒歩10数分、白井幾一が設計し昨年暮れに改装された松濤美術館の2階に展覧会場があった。白いスケッチブックの上に3.11の津波で持ち主を失ったモノたちがあの日から六田さんが撮影するまでの時間の経過とともにひしひしと迫ってくる。モノたちの波動を感じて撮ったとおっしゃっていた。会場では一つ一つ丁寧にやさしい関西弁で説明して下さった。またどのように撮影したかと言う私の不躾な質問にも答えて下さった。

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写真展会場の奧に警戒地域へ行った時に撮られた写真数枚の横にモノの写真は1点のみ。この地域でも以前と同じようにがれきを白い紙の上に載せて撮ろうとしたが「モノからの波動を受けることができなかった。」と書かれていた。そこにあったモノたちは放射能を浴びた瞬間にその存在の時間が止まり、その存在自体がすでにこの世界との関係を絶ってしまったように感じてシャッターを押すことができなかったとのことだ。

私自身へのアドバイスは写真を撮りつつけなさい、と・・・


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