パリ:バレエ
座席に座ると隣のマダムがそこは"un mousieur"の席では?わたしは???しばらくしてようやく理解した。日本にいるときから今回のバランシン演出のバレエを予約したかったのだけれど9月24日は2012シーズンの初日に当たるためグレー化して予約出来なかった。窓口で聞いてみると当分席は満席でどの日も予約できない、唯一の方法は午後六時過ぎにキャンセル待ちをしなさいとのことだった。
どうせダメだろうとまだ入ったことのないオペラ座の見学をしショップでDVD(15ユーロ)を買った。それから近くのデパートでカルトナージュや童話の本を見たのだけれどあまりなかった。童話の本の売り場の隣がゲーム売り場になっていて"Nain Jaune""Scrabble""Rumikub""Carcaconne"・・・を眺めた。
6時近くなったのでオペラ座に戻ってみた。列が出来ていてわたしは15番目位だったろうか?6時半を過ぎると一人二人とキャンセルして売る人が現れた。一枚130ユーロの切符が出てそれをわたしの前に並んでいた夫婦が買った。その後2席売る人が出たのでわたしは交渉してその一枚を買うことが出来たというわけ!
2emeの#36部屋に招じ入れられた。その部屋には6席ありわたしは#2だったのでどうやら一番前だった。そしてその隣の#1を持っていたマダムが声をかけてきたというわけ!彼女が#2を手放したのだった。
興奮のまま舞台は始まり休憩の時はお隣の"abonne"という定期を持っている婦人とすっかり仲良くなった。彼女はTGVで2時間のリヨンから体調を崩したご主人が行ってこいというので今日は一人で来たと言っていた。
見学の折りリハーサルがあったので見ることのできなかった客席天井画のシャガール作の『夢の花束』も見ることが出来て良かった。
バレエは10時半過ぎはねた。
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