美術館巡り
三菱一号館美術館の『もてなす悦び展』と東京国立近代美術館『パウル・クレー展』へ行った。
『もてなす悦び展』は米国人夫妻が収集した、19世紀後半から20世紀初めのテーブルウェアを紹介する展覧会だった。まず入った部屋にはガラス製の大皿やコンポート、ワイングラスが並んでいた。ガラスの器はすべて朝顔の図柄。19世紀後半のヨーロッパでは「ジャポニズム」がもてはやされアーチストたちはこぞって日本を意識した絵を描いたりモチーフを生活用品に取り入れたらしい。
お昼を一号館の「ロブション」ですませ竹橋の『ぱうる・クレー展』へ。作品が数多く並びこちらは多くの人であふれていた。ジャポニズムを表したというが日本人の私たちにとってちょっと違和感を感じた『もてなす悦び展』を先に見てきた私はクレーの作品の色合いが目にやさしく心地よく感じた。
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