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友人と水道橋の宝生能楽堂へ行った。駅から近いビルの中にある。最後のメインの演目は『船橋』。佐野の渡りを訪ねた山伏に、橋を渡り逢瀬を重ねる男女が、反対する親に板の橋をはずされ川に落ちて沈み、執心の鬼となった男が語る伝説の物語。死後なお地獄で苦しみ続けるという話だ。「上野(かみつけ)の佐野の船橋取り放(はな)し、親は離(さ)くれど我(わ)は離(さ)かるがえ」の万葉集の歌に込められた悲しい恋の結末だ。
シテの方のHPを作ることに協力することになった。楽しみだ。
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