June 2009
June 30, 2009
June 29, 2009
クレマチスの丘
朝起きたら昨日までの天気予報が嘘のような 快晴!予定通り静岡県に出かけた。車の中でホテルを予約した。御殿場インターに近づくと富士山がくっきり!まだ雪が残っていた。
御殿場プレミアムアウトレットから見た富士山は最高と聞いていたがなるほど目の前だった。アウトレットの方はあまり熱心に眺めなかったけれど10時ちょっと過ぎと早い時間だったのでお客さんも少なく見やすかった。こんなんでやっていけるのかなと思った。
お昼はいつか行った沼津の海岸の『丸天』店の前には人がたむろしていた。駐車場に止めた以上はいまさら他へ行くわけにはいかず待つことになった。でも待ったのは10分足らず、座ると料理はすぐ出てくるし従業員の連係プレーも良いようだった。新鮮な魚をたっぶりつかった丸天丼と金目鯛の煮物を注文。美味しかったけれど二人には量が多すぎた。
ここから246へでて三島のクレマチスの丘へ行った。いつも4月ごろ行くので桜はいいのだけれどクレマチスには早かった。クレマチスガーデンでは思う存分クレマチスを楽しむことが出来た。でもちょっと盛りは過ぎていたようにも思う。6月初めはさぞ見事だったろう。
June 28, 2009
本
6月26日NHKニュース「おはよう日本」で「離島に年に一度の本屋さんがやってきた。」という番組を見た。小学生の女の子がこの日のために貯めていた600円を握りしめて大好きなミステリーを買うという話だった。どちらかというとつん読気味ななっている私の本棚に比べて女の子の本棚の本はなんどもなんども読まれているに違いない。その本を手にした女の子の新鮮な喜びに感じ入った。
そして今日のNHKニュース「おはよう日本」は本の特集「意外な場所で本が買えます!」出発前にちょっと読書を。飲み物とセットで文庫本を。若者の人気商品と一緒に本を。消費者の心をとらえるかユニーク商法。が紹介されていた。こちらは最近、本が売れないのでどのようにして本を売っているかという話しだった。この中では喫茶店で『文庫本セット』と言って飲み物と文庫本をセットにして待ち時間にその本を読んでもらうというアイディアがおもしろかった。お皿の上に文庫本が載ってくるのだもの。毎月5冊ずつその本がセレクトされるらしいがどういう本が選ばれているのか興味がある。
ところで話しは金曜日に遡るけれどNHK番組『日めくり万葉集』は ドナルド・キーン 氏が選者だった。彼は日本文学を広くを世界に広めた研究者として有名だけれど、アメリカ海軍日本語学校を卒業の後、第二次世界大戦時前線に送られて日本人捕虜とか兵隊の所持品を検査する立場にあった。彼らの所持品の本の中には『万葉集』の文庫本が多くて驚いたと話していた。日本の為に戦った兵隊さんを思ってその話しに胸がキューンとなった。
June 27, 2009
朗読ワークショップ
午後から中島敦朗読ワークショップへ行った。先週で『文字禍』が終わり、残る2回は『狐憑』だ。この文章はかなり旧漢字が使われているので若い人達は読めない人が多かった。私は字は読めるのだけれど朗読となると講師が指導するようになかなか読めない。私の朗読というもののイメージは書かれている文章をそのまま読むことなのだけれどそれは『音読』であって現代の『朗読』は言葉でその文章の心をあらわすということらしい。
『孤憑』は湖上民族のネウリ族のシャクの物語。文字が発見されてなかった時代の文学者の話だ。高校の教科書の定番だった『山月記』、『文字禍』そして『狐憑』もおもしろい最後は衝撃的な文章で終わる。
ホメロスと呼ばれた盲人(めくら)のマエオニデェスが、あの美しい歌どもを唱ひ出すよりずつと以前に、斯うして一人の詩人が喰はれて了つたことを、誰も知らない。
June 26, 2009
モスクワの友人
モスクワの友人が9時半金髪をたなびかせてやってきた。一年ぶりの出会いだ。少し大きくなったかしらの印象。我が家にくるなりお水を3杯。それから屋上の朝顔に「まぁ!きれい。」と喜んでくれた。
ひとしきりおしゃべりがすみ近くのアパレルのショップバーゲンに出かけた。「モスクワは衣料品が高いの」と、洋服をあれこれと試着。私も相談に乗りながらお買い物がすんだのはもう二時近くだった。お買い物って楽しいね、と話しながら家に戻ってファッションショウをした。
5時近く5年近く前に一緒にモスクワを訪れたT子も合流してまたまた話しが盛り上がった。9時過ぎまでお食事をしながら楽しんだ。また10月に来るとのことお互いに健康に気をつけて元気に東京で会おうね。
June 25, 2009
セミナー
ルーフガーデンには今の時期いろいろなチョウがやってくる。菜の花にモンシロチョウがやってきたし、アゲハチョウも飛んでいた。写真のツマグロヒョウモンはあちらこちら飛んでからピオラにかなりの時間かけて歩いていた。ひょっとすると卵を産んでいたのかもしれない。ツマグロヒョウモンの幼虫はスミレ科の植物が好物と聞く。
銀行や証券会社は顧客のために?というより顧客獲得のためにいろいろなセミナーをやっている。昼下がり銀行の初級セミナーに参加した。テーブルの上には資料と共にお茶のペットボトルとプラスチックのコップ、ボールペンが二本置かれていた。お客さんは50人足らずか。
第1部は「経済と金融市場の動きを知りましょう!!」というもの。若い女性担当者が資料をもとに説明していく。マイクの使い方があまり上手ではなく資料がなければほとんど理解できなかっただろう。
第2部は「夫婦で楽しむ庭作り~イングリッシュガーデンからのヒント~」続京子さんがパワーポイントを使って英国のあちらこちらのガーデンを紹介してくれた。第1部は私にとってあくびが出るようなセミナーだったけれど第2部の方は目がパッチリ!イングリッシュガーデンは私も大好きなので楽しかった。そして種を蒔きましょうとの提言に私も以前からその楽しさを感じていたので続さんに興味を持った。
June 24, 2009
スクラップブッキング
絵手紙のM先生がこの間見せてくれた中に"アイレット"があった。今日は急に思い出してネット検索してみたらなんのことないハトメのことだった。ハトメというとシルバーorゴールドorブロンズくらいしか思い浮かばなかったけれど色はいろいろだし、ハート形、エンジェル型、などなどあるようだ。M先生はそれをおしゃれなぺーバーにつけて紐を通しその中にクッキーなどのプレゼントを入れるのだという。
"アイレット"からネットサーフィンしていて最近"スクラップブッキング"というクラフトが流行っていることも初めて知った。ひと言で言えば思い出アルバム作りというものらしい。ただ写真をアルバムに貼るだけでなく記録を手書きにしたりアイレットなどもつけて思い出を手作りにすると言うことか?私は写真は要らない派なので若い人はまだこういうものを作りたいのかと意外に思った。若いってまだまだ時間があるからなぁ~。
June 23, 2009
June 22, 2009
June 21, 2009
June 20, 2009
June 19, 2009
旅の友
5月の終わりに英国から一枚のハガキが届いた。ベス・チャットのイングリッシュガーデンのそれだった。送ってくれたのはMSさん。
私は5年前英国王立園芸協会が企画した英国・アイルランドの庭を見る旅に参加した。チェルシーフラワーショウ、ウィズリー・ガーデンなども見学した。そのときにMSさんと知り合い名刺を交換して以来、年賀状の行き来だけだった。それだけにとてもうれしくハガキを出窓に飾った。
礼状を書いたらしばらくしてメールが来た。ホームページでアドレスを見つけたと書かれていた。そして今日訪ねてきてくれた。なんとすぐ近くに住んでいることがわかってビックリした。
チェルシー・フラワーショウのショップで買ったガーデンセットに座ってもらって朝顔を見ながら話しをした。今年のチェルシー・フラワーショウは世界的経済不況の影響でスポンサー不足、大規模な展示が少なく返って見やすかった。チェルシー・フラワーショウというのは新種の植物がたくさん発表され、アパレルの春夏のコレクションの発表のようになにかみんなが浮き立つ気分になっていたと話していた。
ハイドホールのガーデン、ウィンポールホール・ガーデン、ベス・チャトーのガーデンそしてロンドンにあるというリンドリー・ライブラリーも行ったらしい。そこで日本の古い植物図録に偶然出会って興奮したとも・・・
June 18, 2009
コストコホールセラー
久しぶりにコストコホールセラーに連れて行ってもらった。
ここは商品が入れ替わるのか以前買って気に入ったものが今回あるとは限らない。でもあれこれ話しながらお買い物するのが楽しい。お菓子コーナーでなに買いたいなぁと思い色々と手にとって眺める。チョコレートはハーシー・トレファン・リンツ・ネスレいろいろある。食べたら太るよ~との一言に、結局、キャドバリーを半分ずつ分けることで納得。あればあるだけ食べてしまうことになるものね!
お昼は友人宅で生姜ご飯とおでん、坊ちゃんカボチャの蒸した物、お豆腐のヌルヌル野菜かけ(オクラ・山芋・メカブ)それに胡瓜のぬか漬けをいただく。美味しかった。特にぬか漬けってその家々で味が違う。このお家のは何時いただいてもひと味違う!話しに夢中になってその秘訣を聞いてくるの忘れてしまった。
June 17, 2009
June 16, 2009
June 15, 2009
ツタンカーメン豌豆
錦小路で『ツタンカーメン豌豆』を買ってきた。京都でツタンカーメンとはあら不思議!莢が紫色だがなかの豆は普通のグリンピースと同じだった。私が3年前にブルックリンのニューヨーク植物園で買った豌豆によく似ていた。あれはツタンカーメン豌豆とは書いてなかったけど・・・
June 14, 2009
June 13, 2009
June 12, 2009
June 11, 2009
June 10, 2009
京都里山旅行③
霧雨が降り出した。いよいよ梅雨入りかな?
朝食をいただいてから峰定寺に行きたかったが門は固く閉ざされたままだった。残念!でもまたの楽しみができた。
山を下りて市内に出、錦市場で買い物をした。ここはいつも賑わっている。見て歩くのも楽しい。ここで買いたい物もある。意外とお花を買ったりもする。3月に京都に来たとき玄米茶を買ったのだけれどそれが大当たり!玄米茶は買ってがっかりすることが多い。名前は忘れたけど店頭でお茶を焙じていたからきっとわかると思って探した。どうやらその店は定休日だった。その後高台寺の中谷本店に数年前買ったお皿の買い足しを頼みたく行ったがそちらも定休日。京都は水曜日定休が多いのかしら?
お買い物はともかく楽しい同行者と3日間素晴らしい京都里山旅行だった。これからはもっと国内を旅行してみたいと思う。
June 09, 2009
京都里山旅行②
『すみや亀峰庵』を10時過ぎにチェックアウト。府下の限界集落へと向かった。我が家に月一度野菜を届けてくれている生産者に会うためだった。静かな笑みを浮かべた素朴な人柄に好感が持てた。5人の方に暖かく迎えてもらってお茶をご一緒した。
お昼過ぎにはそこから20km離れた『かやぶきの里』へ。里山の麓にかやぶき屋根の家の集落があった。なんか懐かしい感じが・・・
佐々里峠越えをして「美山荘」に3時半近くに到着。ここはなんとテレビもPCもそしてケータイも繋がらなかった。京都市左京区なのに・・・それだけに静かな静かな日常から離れた空間があった。部屋の外の渓流のせせらぎがやさしく聞こえる。
夕食は本館でいただく。目の前で板さんが調理をしてくれる。豆乳でお豆腐を作ってくれたり、アマゴを焼いてくれたり、摘み草(たらの芽、こごみ、ふきのとう、たんぽぽ、いたどり、こしあぶら、ツツジの花)の天麩羅をあげてくれたりする。作り方の秘訣を聞きながら美味しく美味しくいただいた。
June 08, 2009
京都里山旅行①
京都には11時過ぎに到着。到着後レンタカーで亀岡市の『へき亭』へと向かった。『へき亭』では日本初にハバネロを生産している篠ファームの社長さんにもお会いすることが出来た。ここは昔、武家屋敷だったという。その一部屋でランチをいただく。別室には巻寿司体験をしてランチしているアメリカ人グループもいた。
4時近くに湯の花温泉の『すみや亀峰庵』にチェックイン。予約しておいた「穂波」に通された。12畳くらいのリビングルームを中心に左右に和室があった。そして陶器のかけながしのお風呂に別にまた足湯まである贅沢な作り。
夜のお食事は京風、薄味のお料理の数々が次々に運ばれてきた。お食事が終ると「ライブラリー」でお好みのお茶タイム。
夜は近くに螢を見に行った。螢の乱舞は久しぶりに見た。螢ってもっと暑くなってから出るのかと思ったら今頃が最盛期なのだそうだ。
June 07, 2009
西洋朝顔咲いた!
今年もいろいろな朝顔が咲く季節になってきった。3月終わりごろから種を蒔き始めたのだけれど虫にやられたり立ち枯れたりし一番最初に咲いたのは蒔いた覚えのないミルキーウェイだった。6月6日にはヘブンリーブルーも咲いた。フライングソーサーやブルースターの苗も順調に成長し蕾も膨らみ始め競演が待ち遠しい。
June 06, 2009
佐藤繊維
朝食も終わりつけっぱなしのTVに目をやった。蔦信彦氏と榊原英資氏がコメンテーターのグローバルナビという番組。アメリカのオバマ大統領の就任式の時にミシェル夫人が着ていた薄緑色のカーディガンがなんと日本製のモヘヤ糸をニナリッチが買い上げて製品化した物だとの話しだった。このモヘヤ糸を作ったのが佐藤繊維という山形県の寒河江にある会社。社長の正樹氏が出演していろいろな糸を作り出す苦労を話されていた。
午後神田で朗読のワークショップの帰り八重洲ブックセンターで本を数冊買い大丸で行われている佐藤繊維のブランド"M.&Kyoko"の特別展示を見に行ってみた。カラフルで柔らかい糸をダイナミックに使ったアパレルが並んでいた。このブランドに注目!
June 05, 2009
June 04, 2009
今晩の献立
今日は第1木曜日。一ヶ月に一度の京都から「ふるさと野菜」が届いた。今日はお米、タマネギ、大根、人参、サラダセット、わらび、実山椒も入っていた。わらびは炭酸を入れてあく抜きして下さいとの添え書きが入っていた。棚の中を探すと長女が学校時代つかったものだろうか。試薬「炭酸ナトリウム」が出てきた。わらびを洗ってからまぶして沸騰したお湯をかけておいた。青々とした実山椒には山椒味噌のレシピーがついていた。ひとます下ごしらえに茎からざっと山椒の実をはずして沸騰したお湯に5分間茹でた。あとは冷水に取り数回水を取り替えた。
今晩の我が家の献立は①大根と京都・藤清の赤こんにゃくの山椒味噌添え②ワラビお浸し③ふるさと野菜糠味噌漬け。もちろんお米も炊いた。普段無洗米なので久しぶりにお米を研いで洗った。
June 03, 2009
まみえ
先日ご一緒に旅行した80代のおばあちゃまが化粧をしていて「まみえをひく」という言い回しをされた。私は「まぁ!懐かしい言葉」と即座に言ってしまった。同室の他のお二人はこの言葉をご存知ではなかった。私は小さい頃は眉のことをまみえと教えられていた。でも最近はほとんどその言葉を使ったことはない。それで突然耳にしたので懐かしかった。
方言かなと思ったが向田邦子の「思い出トランプ」の中にも「男まみえ」「地蔵まみえ」という眉の形が出てくるし、下記のような記述もあった。「まみえ」は正規なる言葉のようだ。
今日の女性は腋毛を抜いてしまうが、毛を抜くことは昔も行われていた。その毛は腋毛ではなく眉毛だが、例えば平安時代の女性はわざわざ眉毛を抜き、眉墨を引いて眉を描いた。それを引眉(ひきまゆ、ひきまみえ)と呼んでいた。眉は実際の眉毛の位置より少し上の方に描いていた。『枕草子』の「物のあはれ知らせ顔なるもの」の条に「眉ぬく」とある。彼女たちは顔におしろいを厚くぬり、その上に眉を眉墨で描き入れた。その際、眉は実際の位置より少し上に描き、また眉と眉との間はなるべく離したのだ。そのわけは、そうした方が幻想的に見えるということからだったようである。また当時は、眉と眉の間が離れていればいるほど、高貴な顔立ちとされていたらしい。 これが後世になると、眉毛を剃り落とすだけで、眉を描くということはしなくなる。
June 02, 2009
June 01, 2009
伊豆旅行①
町会の旅行でバス旅行に行った。朝早い集合時間だったけれど家のすぐ近くでピックアップしてもらえるので楽だった。高速道路も順調で沼津の御用邸には予定より1時間も早く到着した。庭園には紫陽花が咲き始めていた。沼津垣を見たいと思っていたが見ることができた。
沼津垣(ぬまづがき)は、昔から沼津周辺で浜の潮風を防ぐために用いられてきた垣根で、景観的にも、実用的にも優れている。材料は、箱根竹と呼ばれる細い篠竹を十数本ずつ束ねて、網代(あじろ)編みにしている。この束を「手」といい、どの束も別の二つの束を越えて編んでいるため、この編み方は「二手(ふたて)越し」と呼ばれている。