朝顔のルーツ
原産地は中国南部から東南アジアだそうだ。日本に来たのは奈良時代末期で遣唐使が薬草として持ち帰ったとある。しかし日本で園芸植物として多彩になったのは江戸時代17世紀の後半。身分や階級を超えてアサガオ園芸ブームが起こったそうだ。
世界の園芸はどちらかというと身分の高いひとのモノだったが日本の園芸は庶民の暮らしに密着していたことが面白い。そして参勤交代という一見無駄に見える行事が実は園芸の発展ということに非常に役立っていると言うことを知った。江戸で流行っている植物を大名が地元へ持ち帰り育てたかららしい。
あまりお金のかからない園芸を庶民もこぞって楽しみ、多くの品種改良を産んだということも興味深い。
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